ここでやらないでどこでやる!

 

20歳の時に、わたしは田無市(現在 西東京市)にあった日本舞踊、玉川流の門を叩きました。映画「柳生一族の陰謀」の撮影を終え、時代劇をするなら、やはり日舞の所作を身に付けたいと思ったからです。

お師匠さんの名前は玉川主扇(しゅせん)先生。玉川流四代目 家元です。女舞いを踊らせたらそのへんの女は飛び上がる!と言われたほど、艶やかに高貴な色気がほとばしる踊りでした。

わたしは22歳の時に家元から玉川紅扇(こうせん)という名前をいただき、以降「蓬莱」「岸の柳」などを舞台で踊ってきました。結婚してからわたしは踊ることは無くなりましたが、長女の文音は15歳から習いに行きました。家人様は、結婚のご挨拶に伺ったときから、この家元の人柄をたいそう気に入り。(そもそも人を気に入ることなど、滅多にない人ですからそれはそれは珍しいのですよ)家元もとても可愛がってくれたのですよ。家元には小寿々(こすず)先生というかわいくて気っぷのいい奥様がいて、この二人の放つ空気がとても温かく、わたしを飛び越えて、家人様はひとりでもおうちに遊びに行っていたほどです。

「幸せになろうよ」という歌がありますが、そのプロモーションビデオは日本家屋の屋根の上で歌っています。このおうちは家元のおうちなのです。福島、須賀川に福島支部として建てられたばっかりの、湯気の出るような ほやほやの新築の屋根を使わせてもらったのです。詩画集の中に「ざりがに」と言う絵がありますが、あれは家元と一緒に行った須賀川の田んぼで見つけたものです。とにかくこどもたちも含めて家族まるごとずっと大事にしてもらいました。我が家の成長を見守ってくれたのです。

2年前、85歳で家元は天寿を全うされました。

おりしも家元のお通夜が、わたしのらん展の舞台リハーサルに重なり、また翌日のお葬式が、らん展のステージパフォーマンスの本番時間とまるまる重なるという、、なんという、、どちらも参列出来ない、、あの時ばかりは神様を恨みました。

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昨日、奥様である小寿々先生が5代目家元を襲名され、その式典が文京区の椿山荘でありました。

ここで花生けをやらないでどこでやる!!

昨日の花生けの写真はその時のものです。

お弟子さんたちに囲まれて小寿々先生はとても嬉しそうでした。5月1日で87歳になられた小寿々先生を祝うバースデーケーキには家元と小寿々先生の二人の似顔絵プレートもあり、その家元を小寿々先生がかじると言うほのぼのシーンもありました。

演出家の奈良橋陽子さんを始め、来賓のかたや、お弟子さんたちは家元の話をする度に嗚咽で、それに連れられてみんなも嗚咽するという家元の人柄が表れた式典でもありました。





 

 





 

 



 

家元のプレートをかじる小寿々先生。茶目っ気たっぷり。

小寿々先生改め、

5代目家元、玉川主扇先生を囲んで

百寿のお祝いをしようとみんなで誓ったのでした☆!



 

 

 

19 件のコメント

  • 井坪純子 より:

    悦子さん❤いつも。悦子さんのブログには、心が、ほっこりします😃🍀昨日。誕生日おめでとう🎁と言って頂きありがとうございました。嬉しかったです😌💓またまた、早朝実に誕生日に、素敵なブログ頂き有り難かったです😌💓悦子さんの生き様や。悦子さんの大事な方への思いに感激しました。悦子さん❤ありがとうございます☺❤今日は。亡き父と78才の母に、生んで、育てて頂いた感謝の言葉を言いたいと思います🙇🙇

  • マーシー より:

    おはよ〜ございます
    文音ちゃんとのツウショット
    なんだか、初めて見てる
    悦ちゃんを超えて、スクスクと成長したのね
    (#^.^#)
    文音ちゃんの笑顔は、お母様に似てるね
    無邪気な笑顔(o^^o)

    家元様の笑顔がチャーミングです
    (*☻-☻*)

  • s より:

    玉川主扇先生、とても素敵な方ですね。こんな風に歳を重ねていけたらいいです。きっともちろん 日々の たくさんの努力あってのことですね。優しい素敵な表情されていますね。

  • 宮田文恵 より:

    長渕家の情報いっぱいのブログ、嬉しい💕🌼です!

    お写真を撮られたのは、家人様でしょうか?

  • 片岡 成仁 より:

    そんな素晴らしい物語があったなんて‼️

    人は一人では生きれない‼️
    人は人に支えられて生きている‼️

    あやねさんも素敵なお姉さんになられて、
    家元も自分の孫のように成長を喜ばれてるのでは‼️

    なんとも素敵なお話ありがとうございました‼️

  • ハッシー より:

    そうだったのですね。
    日舞のお家元の襲名披露。
    素敵な世界ですね。
    舞台のお花もテーブル花も
    お誕生日ケーキも可愛い!
    それにしても、あやねちゃん、
    益々綺麗になって!(^^)!
    素敵な女性になられていますね。
    眩しい~~~~(^_-)-☆

  • HINA より:

    素敵にお歳を重ねられたそのお姿に、家元のお人柄が感じられますね。

    私も、20歳の頃。京都の太秦へお付きで足を運んでいた時です。時代劇がやりたくて、するなら日本舞踊を習わないとと、お教室を探しては電話をしたという記憶があります。

    残念ながら、どこにも通う事は叶いませんでしたが、少し悦子さんのブログを通して、その門の中を覗けたことが嬉しいです。

    ぜひ、百寿のお祝いを。
    それまでお元気でいらっしゃいますように。

  • おおきゅうなっても悦子ファン より:

    素敵な笑顔ですね
    悦子様

    みなさん素敵な笑顔ですね。
    こちらもなんだかほっこりしてきます。

    「ザリガニ」の散文詩
    須賀川市民交流センター tette で
    拝見しました。
    とても力強く、福島への愛がうかがえる
    詩だと感じました。

    テーブル花等も悦子さん作ですよね。

  • シロクマサンタ より:

    まさかこのタイミングで須賀川の家元様のお話が聞けるとは!!

    2年前のひまわりプロジェクトで初めて悦ちゃんとお会いした時、少しだけお話を聞かせて頂きましたね。
    しあわせになろうよ の、撮影場所がどうしても見たくて伺った須賀川、、

    ザリガニの詩画、、

    私達、シロクマ会にとっても思い出深い場所になっております!!


    悦ちゃんのブログ読んでたら、こちらまで幸せな気持ちになりました〜❤️

    宮城シロクマ会
    シロクマサンタ

  • まさ より:

    皆さんとっても素敵な笑顔ですね。

    元気と幸せを分けていただきました。ありがとうございます。

  • 流れ星 より:

    悦子さんから始まった長渕家の素敵なお話ですね☆凄く興味深く読ませて頂きました(^-^)悦子さんの時々家人様をカッコ書きされるようなところも可笑しくて嬉しいです♪文音ちゃんはうちの娘と同じ年齢、勝手に親近感を持ってます(^^)v

  • yuki より:

    とても素敵な写真ですね。
    温かさを感じます。

    須賀川のお話、仙台の友達に聞いた事あります。

    文音ちゃんとの写真嬉しいです♪

  • FUKIKO より:

    悦子さん
    素敵な笑顔!!!
    文音さんとのツーショットも珍しい。
    幸せな空気感が伝わって来ました♡

  • たんぽぽ より:

    悦子さん╰(*´︶`*)╯♡

    なるほど‼️そうだったのですね💦
    何も知らずに前日のブログのコメントお許しくださいね😥

    剛さんファンの私にとって、悦子さんから発信される知らなかった、数々の家人様のこと‼️
    遠い存在の剛さんがとても身近に感じられる瞬間‼️とても嬉しいです😊

    明日同じく剛さんファンの主人に教えてあげます‼️
    ちょっと優越感を感じながら‼️笑

  • 小川貞子 より:

    文音ちゃんの、舞台や映画を見ると、昔の悦ちゃんと重なって見える時があります。懐かしいなぁーって!いつか二人で踊る姿を見せてほしいです。🥰

  • さきこ より:

    楽しく読ませていただきました。悦っちゃんの魅力はそういうところからも積み重なってるんだなとつくづく感じました。文音ちゃんも習っていたのは知らなかったびっくりです。バレエ一本かと。どうりでお二人共所作が綺麗だし素敵なわけですね!ストレッチもそうですが続ける秘訣は何ですか?
    家人様のお話も聞けてとっても嬉しかったです

  • haru より:

    悦子さんの 花には 日舞からの ご縁が素敵です

    悦子さん 文音さん 笑顔が輝いていますね

  • としふみ より:

    おはようございます\(^o^)/

    えっちゃんと、文音ちゃんの2ショット貴重ですね♪
    また、お願いします。

  • いちファンのK より:

    先生のお名前は、長渕ご夫妻ファンとして聞いたことありますが、人格者な方だったんですね。

    どこの美女かと思えば、、貴重な母娘写真ありがとうございます✨

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