一周年を迎えた日航ホテル東京、夏のワークショップ。
定員をいつも上回る応募を頂いていたので
今回は
お断りすることなく、
「Love and Fight 100人祭り」と、銘打ち(100人集まってくれたらいいな☆との思いから) 定員を一度 無制限にして頂いた 。
有り難いことに
なんと大幅に上回り総数163名。
本当に
嬉しい！
今回使った花は薔薇だけで総勢4840本。
ブルーの、薔薇は事前にオーダーを掛けていたが、
この日、
東京中の花市場からは、
ブルーの薔薇は
1本も、残らず消えた。(笑)
私はいつも
世田谷市場で花を注文するが
薔薇4840本は
個人の注文レベルでは前代未聞のことのようで…
私の花を一手に引き受けてくれている
フローレ21の上野氏いわく
「早くも伝説になりましたよー！」と
満面の、笑みを浮かべながら言っていた。
市場の中で多くの業者さんが通る度に、
「どうするの？何に使うの？どこで？誰？」
と質問攻めにあったそうだ。(苦笑)
8月30日(土)、前日
私も5000本近い薔薇の水揚げは初めてだ。
これは
徹夜仕事に、なるだろうと予測はしていたものの、18時
いざ、日航ホテルに到着すると、
有り難い事に、思わぬ助っ人がいて、ビックリ！！
今、まさしく
オールタイムベスト2014ライヴツアー真っ盛り！
8月16日、横浜アリーナから始まったライヴもほぼ、真ん中あたり。
そのツアークルーの中から
プロンプターの酒匂くん、カメラマンの比嘉ちゃん、照明から大竹くん、が手伝いに来てくれていて
そして先程のフローレ21の上野さんが加わり
彼らがもくもくと
薔薇の仕分けをしてくれていた。
オーマイガー！(喜驚)
ワークショップ制作主任の、遠藤氏の声かけで
彼らがなんと助っ人として
応援にきてくれていたのだ！
女性の応援部隊と合わせて14人。
約３時間をかけて5000本近い薔薇の花、及び花材の全ての処理をする。
薔薇の水揚げとは
まず、茎を下から数センチ切り落とす。
また茎の下半分までの葉とトゲを一緒に削ぎ落とす。
(これはそれ専用のものを使う。)
これがいわゆる水揚げだが、この水揚げをきちんとするとしないとでは
花の″もち″が違う。
そこから
大きな三段重ねの台車に乗せ、
何往復もかけて会場に運び込む。
会場は
壁が水色で装飾が施され、
とてもモダンクラシカルな雰囲気。
1テーブルが7人から8人で23卓がずらりと
並ぶ。
必要な花材をすぐにテーブルの上から
取れるように各人数分に分け、並べていく。
と、言うより飾っていく。
まず、
会場を
まるで結婚披露宴会場のようにしたいと思った。
会場に入った時に
白、赤、ブルーの薔薇全てが
一斉に
目に飛び込んで来るように、配置した。
3色のフランス国旗の如く、トリコロールカラーで染められた空間はロマン溢れる素敵なものとなる。
飾り終えた時、時計は夜中1時を回っていた。
8月31日(日)当日。
13時、いよいよお祭りが始まる。(笑)
私はホテルマンの方に会場の後よりドアを
勢いよく開けてもらった。
私の目の前に163人の参加者の方！
Wow!
私は感動のあまり、思わず、拍手をしてしまう！
それほど
この人数の対面は圧巻だった。
下は7歳の女の子から上は87歳のご婦人まで。
そして男性が約30人強。(今回は特に多い)
楽しい夢のようなひとときだった。
ティータイムでは
ライヴツアーでコーラスを担当してくれている
ヨーコちゃん、さえちゃん、まゆかちゃん、
この３人が
迫力ある美声のハーモニーを聞かせてくれ、
会場を拍手の渦にしてくれた。
2年間のニューヨーク生活から帰国したばかりの長女も こっそりと(笑)参加してくれていた。
日航ホテル東京で初めてワークショップが開催されたのが昨年の8月30日。
１年を経て、ほんとに多くの方に出会えた。
花を作ることもさることながら
来て貰うことで、少しでも
元気になって帰ってもらえたらと願い
始めたワークショップ！
しかし、
この日、
元気になったのは
紛れもなく
私の方で…
163人の方の笑顔と
163個の唯一無二のお花に囲まれて
私はとても幸せだと痛感した。
夏の暑い中、
本当に沢山の方々に参加頂き、
心からお礼を申し上げます。
この無制限の定員でのワークショップは
この夏だけに
なりそうです。
次は12月23日の祭日。クリスマスアレンジです。
思いっきりロマンチックなアレンジにしようと既に決めていて…(笑)そして、
また
また
日航ホテルさんが
素敵な企画を考えてくれているようです。
こうご期待！(笑)(私も楽しみ)
また
発表をお待ちください。
まずは
夏祭り無事に終了。
本当に
ありがとうございました。
長渕悦子
